3Dプリンターで出力 第六回「メタセコ3Dプリント出力問題」

主に使用しているソフトはメタセコイアはver4です。
今回3Dプリントを外注するにあたり一番困ったのが、
テクスチャをモデリングのオブジェクトに関連付けて
アップロードするのにてこずりました。

ソフト上でテクスチャを反映させることは
すんなりクリアしたのですが、
それを3Dプリント出力させようとアップロードすると
反映されなかったり、テクスチャがずれてしまうという
厄介な状態にかなり時間を費やしました。

shade_erche.JPG

1,モデリングミスによるアップロードミスの対処法
まずモデリングした立体をテクスチャ張らずに
プリントしようとしてエラーがでる場合は
ほとんどの場合が面として成り立っていない事が多いです。
MiniMagicsというフリーソフトでもチェックできますが、
チェックだけで直してくれないので自分の場合Shadeを使いました。

Shadeにはオブジェクトの「一括チェックと自動修正」というボタンがあるので、
カチカチ押していくと対象のエラーを修正してくれます。
ただし完璧にきれいに修正してくれるわけではないので、
あまりソフトの修正機能を信頼しすぎてもよくないです。
基本的なモデルングができれば出力もそんなに問題はないと思います。

完成したモデルは「i.materialise」サイトでデータアップして
モデルがちゃんと表示されば出力できる可能性が非常に高いです。
どこかモデリングミスがあると画面にモデルが表示されません。
ちなみにzip形式でもアップ可能です。


2,テクスチャの関連付けミス
まず前提としたいのが、メタセコイア上では
モデリングもテクスチャも貼り付け完了している事が前提で話を進めます。

今回出力するフルカラー石膏印刷に対応している
出力データはOBJファイル(拡張子は.obj)となります。
メタセコイアで名前を付けて保存を択ぶ時にファイル種類を
WAVE FRONT(.obj)で保存する必要があります。

自分は以下の流れでミスを積み重ねてようやく入稿できました。
もし入稿が上手くいかない場合は以下の流れのどこの場所で詰まっているか
確認してみると解決の流れが見えてくると思います。

(1)まずOBJデータのみでの入稿
結果→テクスチャファイルが反映されていない。「NG」

(2)OBJデータとテクスチャデータの2つのファイルを1つのフォルダに入れzipに変換して入稿
結果→オブジェクトとテクスチャが関連付けがされていないので「NG」

(3)OBJデータとテクスチャデータとmtlデータの3つのファイルを1つのフォルダに入れzipに変換して入稿
結果→モデルとテクスチャの関連付けは完了だが、テクスチャが反転している。「NG」

(4)(3)の状態でテクスチャを反転して入稿
結果→テクスチャが(3)とは違うずれ方をしており「NG」

(5)(4)のデータをShadeで開き、オブジェクト保存してフォルダに集めてzipに変換して入稿
結果→「DMM」「i.materialise」WEB上でも思い通りの形状で表示され、入稿完了「OK」

 

今回何度もトライ&エラーを繰り返しました。
上記5つの失敗工程にまとめていますが、
データ入稿時には原因がよくわからなかったので
100回以上はデータアップしてようやく思い通りのモデルをアップすることができました。

作業途中でどうしてもわからなかったので
「i.materialise」に直接連絡して聞いた時は、データ保存の時に生成される
「textureフォルダ」がないのでモデルと画像が関連付いてないのでは?という事だった。
「textureフォルダ」というのがなんの事か分からなかったので、
メタセコイアの制作元であるテトラフェイスに、
「3Dプリントしようとしてるけど上手くいかない。
「textureフォルダ」ってなんのことでしょう?」と質問したところ。
テクスチャデータの相対パス設定を変えれば大丈夫。
そもそも出力時フォルダは生成されない。
3Dプリント業者の知識が少ないのでは?
と簡単にまとめるとそのような返答頂きました。
自分の知識も乏しく、ややっこしい事になるのは嫌なので、
試しに別のソフトShadeで保存してみたところ簡単にtextureフォルダが生成された。


自分の制作の流れまとめると
(1)モデリング(メタセコイア)→モデルチェック(shade)
(2)マッピング(メタセコイア)→テクスチャ制作(photoshop)→obj出力(メタセコイア)
 →最終出力(Shade)

という流れになった。
ちなみにたいした作業ではないが、Shadeはobjインポートすると
マッピングデータは取り込んでくれるがテクスチャが反映されない為、
UV編集メニュを選択してイメージの読み込みする必要があります。


3Dなれてる人だとイージーでもっと効率的な作業できそうですが、
初メタセコイアという事で、情けない作業進行も
誰かの手助けになればという事でご了承頂きたいと思います。

<<関連記事>>

第一回「楽しむためのソフト選び」

第二回「何を作るか考える」

第三回「メタセコイア インストール」

第四回「メタセコモデリング基本操作」

第五回「メタセコ テクスチャ貼り基本操作」 

第六回「メタセコ3Dプリント出力問題」 

第七回「3Dプリント出力業者比較」

第八回「DMM.COM商品到着チェック」 

第九回「i.materialise商品到着チェック」

第十回「3Dプリント完成」 

第十一回「3Dモデルの使い方を考える」

第十二回「3Dモデル動画をつくる」 

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