初めて就職する人について

自分にしか話せない事として、

初めての就職がアニメ業界にだという人は

色々心配事多いと思います。

 

自分も講師としては背景美術の講師のみなので

他の学部は分からないですが、

背景業界に限ってだけ言うと、

初めての就職という人は

全体の半分未満だいたい

30%くらいでしょうか。

 

それ以外の人はどこかしらで就職し、

どうしても夢を諦められず

アニメ業界に移ってくられる方が多いです。

 

初の就職だと、

「社会の経験が少ないのでやっていけるか?」等

漠然とした心配事が多いと思います。

 

結論から言うと「初就職」だろうが、

「他業界から移ってきた人」だろうが関係ありません。

 

初就職する人の武器と言うのは、

他の会社のやり方に染まっていないので、

素直に会社の方針を標準化できる事です。

 

色んな社会経験のある人って会社にとっては

非常に貴重な存在です。 

会社と視点が合っていれば、即

会社の躍進に繋がります。

ただ経験の豊富さが時には邪魔を

して会社の歯車壊してしまう事が多いんです。

 

他業界から移ってくるからには

「相当な覚悟をしてくる(一部そうでもない人はいますが)」

人が大半なのですが、やっぱり実際業界に就職し

上手く絵が描ける人でも、賃金の低さや労働時間の

長さでまいってしまう人は多いです。

そこで経験者はこう言います。

「前の業界ではこうだった」とか

「このやり方のほうが効果的」と言った

見解を社内で強調してしまいます。

多くの場合、それは会社にとって中長期的に

必要な意見で、すぐに対応できるものは少ないのです。

アニメ業界は中小企業の集まりですから、

無駄な人件費かけてられないのです。

 

アニメ業界は基本締め切りに追われている事が多い為、

短期で対応しなければならない事をこなす事を優先しているわけです。

「制作会社」っていうのはそういうものです。

 

業務の役割が他業界である企画やプロモーション会社とは違い、

請け負った仕事を「効率よく」かつ「質を高く」というのが

制作会社の考えです。

 

ただ何処の業界でも言えることですが、

環境に順応できる人が圧倒的に強いです。

「これはこう」という頭の固い人だと対応できなく

なってしまうんです。

ただ頭が固いっていうのは、

「業務の効率化」に繋がっていく点で

しっかりとしたプランを立てていると言う事ですので、

一概に否定しているわけではありません。

 

ごちゃこちゃ語ってしまいましたが、

最終的に「あなたが求めている状態」になっていれば

それが正解なんです。

それを社会や他人のせいにしたり、

否定的な意識が高くなってしまうと

何処行っても上手く行かないと思います。

極論すると人は人との関わり合いで生きているんです。

 

ただし、どの業界も「市場というのは何もしなければ、狭まっていきます。」

意識的に「仕掛け」をしていかなければ、存続ができなくなります。

アニメ業界も日本が特有の文化を持っていると言われていますが、

長期的に魅力的なコンテンツを配信できなければ、

どんどん市場のニーズはアニメから離れていきます。

 

どの業界に就職するにもそれなりの覚悟が必要になります。

覚悟というのは、単純に個人のモチベーションを高めるだけではなく、

「何かを捨てる」事です。

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